多忙だった1週間
2019年 12月 22日
以前このブログに書いたように、小生は1988年から1991年までカリフォルニア州のパロアルトに住み、スタンフォード大学の近くにあったDNAX研究所というところでポスドクをしていた。その頃、ラボの実験助手のSunitaというインド系の女の子に教えてもらったのがMrs. Fieldsという店のチョコチップクッキーだった。それまで日本で食べたものと違って柔らかく、チョコレートが沢山詰まっていた。何枚か食べているうちに好きになり、しばしば自分でUniversity Avenueの店へ買いに行ったものである。
この1週間は忙しくて、実際に思い出に耽っている余裕はなかった。今年度の後期は1限目の授業が多い。始業時刻の9時に間に合うように7時過ぎに家を出るのだが、名神高速道路京都東インターの入り口の手前で渋滞がひどい場合、予定通りの時刻に大学に着けるとは限らない。この前の水曜日には、高速道路を諦めて渋滞する1号線を通り、約2時間かかって辛うじて9時の授業に間に合った。また、定期試験の問題作成の締め切りも迫っていた。この作業は何度やっても簡単には片付かない。今回は結構時間をかけて丁寧に作問したつもりである。その他、出張中に休講した科目の補講もあり、土曜日の昨日は3科目を続けてやった。このようにいろいろと大変だったが、次の水曜日の1限目の授業とラボのミーティングが済めば、短いながらも冬期休暇である。
年が明けて、何回かの授業の後、定期試験、その採点と成績の集計作業、そして2月には修論公聴会と卒研発表会がある。それらがすべて終われば、学生たちは卒業で小生は定年である。そこまで、先のことを考えずに頑張るしかないと思っている。
by t0hori | 2019-12-22 21:15 | 日誌 | Comments(0)