カフェ・モンタージュでの演奏会
2018年 09月 18日
1947年に、兵庫県北播磨地域の最北部にある、多可郡野間谷村(現在の多可町)で、当時の村長であった門脇政夫が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」という趣旨で、1947年の9月15日に開いた村主催の「敬老会」が発端とされている。1948年に国民の祝日に関する法律が施行されたが、そこに、こどもの日、成人の日はあったが、「敬老の日」がなかったことから、門脇村長が県下各市町に働きかけて、1950年に兵庫県の「としよりの日」が制定された。この流れは全国に広がり1963年に、老人福祉法が施行され、9月15日が「老人の日」となった。そして、3年後の1966年に、国民の祝日に関する法律が改正され、9月15日を「敬老の日」の祝日とすることになった。その後、国民の祝日に関する法律が改正され、2003年から9月第3月曜日に変更された。
これもインターネットで調べたにわか情報だが、諸外国にも「敬老の日」に相当する日は定められているが、国民の祝日になっているのは日本ぐらいしかないようである。今や総人口に占める65歳以上の人の割合(高齢化率)は、日本がダントツの世界一であるから、「敬老の日」の制定で世界に先んじているのは、当然のことかもしれない。もっとも、この先、若い人の比率が減少し続けると、敬老してくれる人がいなくなることまで心配しなければならないかもしれない。
Web情報の蘊蓄はこのくらいにして、敬老の日に何をしたかを、日記風に書き留めておこう。休日にもかかわらず、院生たちが出てきて実験しているだろうと予想して、朝から大学へ行った。そして、実際に何人かの院生と今後の実験計画について意見交換した。11時半に近くの喫茶店「らんぷ」へ行って、コーヒーの回数券1枚を使ってコーヒーとジャムトーストのモーニングセットを注文した。これを昼食のつもりで食べながら、持参した何冊かの本を読んだ。それから、草津駅前のエイスクエアへ行き、十字屋とキットカットでCDとマックの周辺機器を見て回り、結局何も買わずに大学に戻った。
夕方帰宅して、すぐに近所のそば店の権兵衛で簡単に夕食を済ませて、妻とカフェ・モンタージュでの室内楽の演奏会を聴きに行った。この店へ行くのは初めてだった。開演は8時で、それより随分早く着いて、誰もいない店の前で開店を待った。
by t0hori | 2018-09-18 23:58 | 音楽 | Comments(0)